今回は、MetaEditorでのプログラミングで最低限必要な基礎知識を確認していきます。
このサイトはチュートリアルなので、あくまでも実践型が基本なのですが、その前段階の準備です。
プログラミングに関する抽象的な話で、他の言語でのプログラミングの経験がある方は、適宜読み飛ばしていただいて構いません。
以下は最低知っておくべき、「プログラミングのお約束」のようなものです。
これからさまざまな例を見る中で自然に理解できると思いますが、最初に覚えておくべき「お約束」はこんなところです。
「変数」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
数学の時間に一度は聞いているはずですが、数学での変数とは「未知あるいは一つに定まらない数」を意味します。
例えば、「x2+2x+1=0」ではxが変数として扱われています。(x=-1は、問題文中では未知のはずです)
プログラミングを行う時の「変数」は、これとは少し違う意味を持っています。すなわち、任意のデータを呼び出すためのラベルのようなものです。
プログラミングの経験がある方にはおなじみかと思いますが、少しわかりにくい概念なので例を出してみましょう。
int x = 0; //ここでxは0にセットされます。 x = x + 1; //ここでxにx+1すなわち1がセットされます。 Print(x); //ここでxの値が出力されます。
上の例では、最初0という値に、変数xというラベルを付けています。
"x=0"で、「xを0とする」という意味になるわけですね。最初のintに関しては、次で説明します。
もう1つ例を出してみましょう。
string message = 'Hello, '; message = message . 'world!'; Print(message); // Hello, world! と出力されます。
このように、文字に変数というラベルをつけて、文字を操作することもできます。
さて、上のように変数は「数字」を表したり、「文字」を表したりできるわけですが、どんなデータが入っているのかは、最初に明示する必要があります。
これは、PHPなどのスクリプト系言語と大きく異なる点なので、プログラミング経験がある方も注意してください。
データの型(types)には様々なものがありますが、最低限知る必要があるのは次のものです。
プログラム中で、最初に定義する例を以下に示します。
int example1 = 12; double example2 = 3.1415; date example3 = 1214850744; string example4 = 'Types of variables are defined like these.';
このようにMetaTraderを使ってプログラミングを行う際には、変数の定義を忘れないようにしましょう。